菓子製造販売業の「ひよ子」(福岡市南区向野1)は7月24日、能古島産の甘夏を使った「ひよ子のやきもち 甘夏みかん」を直営店や博多駅、福岡空港の土産店で発売した。
同商品は、今年5月から期間限定で販売を行い人気を集めた「ひよ子のやきもち(八女茶を使用した焼きもちの菓子)」の第2弾。博多湾の中央に位置し、甘夏みかんの名産地でもある能古島で収穫された「能古甘夏」から甘夏ピューレを作り、白あんと合わせ、トッピングにも用いて焼き餅に仕上げた。
夏場に焼きもちを販売することについては、「冷やして食べると不思議な食感で、甘酸っぱいかんきつの風味を感じる白あんと薄皮の食感が夏のデザートにとてもよく合う」(同社)という。常温、冷蔵でそれぞれ違った風味を楽しめるという。
同社では「甘夏みかんの産地を選び、自社で加工し、自家製の白あんと合わせて甘夏あんを作るなど素材にはこだわった。暑いこの時期にこそ、ぜひご賞味いただければ」と話す。
販売は8月下旬ごろまでの約1カ月間で、売り切れ次第終了となる。価格は5個入り=630円、8個入り=1,050円。福岡県内の直営店の一部とJR博多駅のキヨスクや福岡空港国内線・国際線の各売店、高速道路サービスエリアのほか、能古島の「のこのしまアイランドパーク」、のこの市観光案内所で販売している。