かぶり物劇団「ギンギラ太陽’s」、地元中高生らと共演し博多の街描く

ワークショップ中盤では、自分の大切な「モノ」をかぶり物にするといったことも行われた。

ワークショップ中盤では、自分の大切な「モノ」をかぶり物にするといったことも行われた。

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 「かぶり物」で福岡の街を題材とした演劇を行う劇団「ギンギラ太陽’s」は6月28日、地元中高生らを対象に2カ月にわたって行ったワークショップの成果を披露する。会場は博多市民センター(福岡市博多区山王1)。

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 「はかた演劇ワークショップ」と題し、青少年の健全育成の目的で企画された同ワークショップ。今年5月から、自ら川端商店街の「門田提灯店」や「レディースファッション加賀屋」など老舗4店を取材し、物語を創作。また自分たちでかぶり物を作り、そのキャラクターを考えながら約10回にわたるワークショップを行った。

 出演するのは地元中高生ら男女18人。同劇団主宰の大塚ムネトさんをはじめ劇団員もアシスタントとして参加し、ゲーム感覚で進められたワークショップでは、演劇の経験者・未経験者や年齢を問わず、とても仲良く行われたという。

 コーディネートを務めた福岡市文化芸術振興財団の高橋智美さんは「人が出てこない物語だが、実際に取材して博多の街を知るきっかけになったと思う。より街や人を愛せる物語だと思うので、取材した博多の店の方々にも来ていただきたい」と話す。

 開催時間は14時~15時。定員は先着500人。入場無料。同財団では夏休み期間も小中高生を対象としたワークショップを募集している。

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