博多駅の手芸店で手作りマスクが人気に-新型インフルの影響で注目

マスクには「あまり派手になりすぎないように」選んだという小花柄やチェック、ドットなどのかわいらしい生地のキットが並ぶ。替えボタンやレースをあしらってアレンジすることも。

マスクには「あまり派手になりすぎないように」選んだという小花柄やチェック、ドットなどのかわいらしい生地のキットが並ぶ。替えボタンやレースをあしらってアレンジすることも。

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 博多駅に隣接する福岡交通センター(福岡市博多区博多駅中央街)5階の手芸店「クラフトワールド博多店」(TEL 092-436-5900)で、手作りマスクコーナーが注目を集めている。

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 通常、冬のシーズンのみ店頭に同コーナーを設置しているが、今年は新型インフルエンザの影響でシーズンが終わっても今年は客足が途切れなかったといい、福岡でも感染者が確認された5月下旬には、売り上げもピークに。今月7日~9日にも、博多区の小中学校で新たに感染が確認されていることもあり、マスクコーナーの設置を継続している。

 販売しているのは、長方形の「かわいいマスク」と立体加工の「立体マスク」。コーナーには同店で販売されている生地で比較的薄めのものから、チェックやドット、小花柄などのデザインを選んでマスクキットにしている。キットには生地のほか、裏布となるガーゼ、作り方と型紙を同封する。OLや年配の女性などのほか、子ども向けに購入する主婦も目立つといい、キャラクター生地のものも数種類そろえている。

 同店の古澤菜穂子さんは「『マスクは白』というだけでなく、好きな生地やワンポイントにワッペンなどをアレンジすることで個性を楽しむことができる。作る楽しみにも親しんでもらえれば」と話す。

 価格は「かわいいマスク」=400円前後~、「立体マスク」=600円前後~。製作には5種類のカラーをそろえる抗菌マスクゴム(210円)が別途必要。利用客には「飛散防止にはなるが、予防効果を得るには、薬局などで販売しているあてガーゼを挟んでほしい」(古澤さん)と呼び掛けている。

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