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福岡アジア美術館で「オバケ?展」 お化け絵本や落語家の朗読上映も

「おいでよ!夏の美術館vol.2 『オバケ?』展」の会場の様子

「おいでよ!夏の美術館vol.2 『オバケ?』展」の会場の様子

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 イベント「おいでよ!夏の美術館vol.2 『オバケ?』展」が現在、福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町)7階企画ギャラリーで開催されている。

絵本展示の様子

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 夏休みの子どものための文化事業で2023年まで開催していた「絵本ミュージアム」の後継事業として、「親子が美術館に足を運び、文化芸術に触れる」という目的で開く体験型の展覧会。第2弾となる今年は、絵本や物語に描かれるさまざまな「お化け」をテーマに、22組のクリエーターによる絵本や漫画、落語、インスタレーションなどを展示する。

 会場では、落語家の春風亭一之輔さんが、せなけいこさんの絵本「ねないこだれだ」を朗読する「オバケ落語」の上映や、「バーバパパ」のパネルにバーバパパを投影する映像作品、詩人の谷川俊太郎さんと音楽家の谷川賢作さん親子によるお化け音楽「けいとのたま」のインスタレーション作品、日本美術史学者の安村敏信さんによる「日本美術におけるオバケの歴史」の展示など。絵本家の広松由希子が選んだお化けの絵本500冊も展示し、一部の絵本はその場で読むことができる。

 このほか、「アジアのオバケ?」と題し、同館所蔵のコレクション作品の中から、インドネシアの絵画「ボマ(魔よけ)」や、人魚の精霊「サガラ」の立体作品など12点を展示する。

 関連イベントとして、「なかよしオバケコンサート」(8月11日11時~)やワークショップ「おがくずねんどでオバケをつくろう! もくねんさん工作&糖度実験」(7月31日、8月1日、10時~17時、参加費100円)、テレビ西日本アナウンサーによる絵本の読み聞かせ(毎週水曜、13時~13時30分)なども開く。

 グッズコーナーでは、同展の公式図録「オバケ?」(1,980円)や「ねないこだれだTシャツ」(3,850円)、「バーバパパ トートバッグ」(3,300円)、クッション(3,850円)などの展覧会オリジナルグッズを販売する。

 開催時間は9時30分~17時30分(入場は17時まで)。観覧料は、一般=1,600円、中高生=1,100円、小学生=500円、未就学児無料。8月31日まで。

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