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福岡アジア美術館で「おいでよ!絵本ミュージアム FINAL」 九州初展示も

「NTT西日本スペシャル おいでよ!絵本ミュージアム2023 FINAL」の会場、エントランス

「NTT西日本スペシャル おいでよ!絵本ミュージアム2023 FINAL」の会場、エントランス

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 イベント「NTT西日本スペシャル おいでよ!絵本ミュージアム2023 FINAL」が現在、福岡アジア美術館(福岡市博多区下川端町)で開催されている。

「そらまめくんのあたらしいベッド」コーナー

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 夏休みの子どものための文化事業として、2007(平成19)年から開催している同イベントの来場者は延べ66万人を超える。最後の開催になる17回目の今回は、こどもの力をテーマに、絵本の世界観をグラフィックや造形で表現した展示や先端技術を活用した展示などを行う。会場内には自由に手に取って読むことができる約1000冊の絵本も用意する。

 なかやみわさんの絵本「そらまめくんのあたらしいベッド」コーナーでは、絵本に出てくるベッドを設置。実際に座れるようにした。etoさんの絵本「はるとスミレ」コーナーでは、絵本の世界を音と振動により体感してもらうという。ディック・ブルーナさんの絵本「うさこちゃんびじゅつかんへいく」コーナーでは、ミッフィーの絵本の世界を同館所蔵作品やの絵本などで表現した空間展示を行うほか、いわいとしおさんの絵本「もりの100かいだてのいえ」コーナーでは、毎時30分に参加体験型の「もりのおんがくかい」を開く。

 絵本作家の岩井俊雄さんの九州初展示となる作品で、ピアノを自由に奏でることができるメディアアート「映像装置としてのピアノ」の展示や、17年間の集大成として同展歴代のポスターを掲示し、過去の同展を振り返ってもらうスペシャルムービーも上映する。「絵本読み聞かせワークショップ」「地球にやさしい粘土で遊ぼう」「ジュース糖度実験」などのワークショップも開く。

 開催時間は9時30分~17時30分(入場は17時まで)。観覧料は、一般=1,200円、高大生=1,000円、小中生=600円、未就学児無料。8月27日まで。

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