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竹尾福岡支店で「10年後の紙とくらし」展 花王など5社が未来のパッケージ提案

「TAKEO PACKAGE EXHIBITION『10年後の紙とくらし』展」会場の様子

「TAKEO PACKAGE EXHIBITION『10年後の紙とくらし』展」会場の様子

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 展覧会「TAKEO PACKAGE EXHIBITION『10年後の紙とくらし』展」が現在、紙の商社「竹尾」福岡支店(福岡市博多区豊1)の福岡見本帖(ちょう)で開催されている。

「花王」の作品

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 テーマは10年後の紙と人の関係。出展企業「花王」「資生堂クリエイティブ」「ソニーグループ」「ビームス クリエイティブ」「明治アドエージェンシー」の計5社のインハウスデザイナーが考察し、10年後の暮らしとそこで使われているであろうパッケージを提示する。昨年11月~12月に見本帖本店(東京都千代田区)で開催し、福岡は2会場目となる。

 会場では、企業ごとにパッケージ作品を展示する。花王は「洗剤となかよく暮らす」をテーマに、紙のパッケージと洗剤が一体化した紙洗剤を表現する。資生堂クリエイティブは香りをサプリメントのように活用する未来を想定し、香りを持ち運ぶ紙製のブレスレットを提案する。ソニーグループは宇宙での暮らしを想定し、宇宙空間で起こる物理法則を前提に考えたパッケージを展示。明治アドエージェンシーは「心を満たすひとつの食のカタチ」をテーマに流動食にフォーカスし、雲の形をしたデザインの流動食パッケージをデザインした。ビームス クリエイティブは10年後の「BEAMS」を想定した紙製のショッピングバッグを紹介する。

 竹尾福岡支店の秋本さんは「生活に密着している5社がそれぞれの視点で表現している。10年後の暮らしについて考えてもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~17時30分。土曜・日曜休館。入場無料。今月30日まで。

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