「福岡ミュージアムウィーク2023」が5月13日、福岡市内の博物館や美術館など19施設で始まった。
5月18日の「国際博物館の日」に合わせて福岡市で開催し、今年で14回目。今年の参加施設は、福岡市博物館、福岡市美術館、福岡アジア美術館、福岡市埋蔵文化財センター、博多町家ふるさと館など計19施設。福岡県立美術館は工事による休館中のためオンラインコンテンツ配信で参加。
期間中、参加施設では常設展示観覧料や入館(園)料を無料または割引にするほか、各参加施設でギャラリートークやワークショップ、バックヤードツアーなどのイベントを開く。会場を回ってスタンプを3つ集めると抽選会に参加できる「スタンプラリー」を今年も開催する。昨年開催時のスタンプラリーは、新型コロナウイルス感染症対策のため紙ではなくデジタルで行ったが、今年は紙のスタンプラリーを再開し、紙とデジタルとそれぞれ参加できるようにする(紙とデジタルの併用は不可)。
福岡アジア美術館では、21日13時から学芸員による「バックヤードツアー」(定員=先着15人、当日12時から受け付け開始)を、20日・21日11時30分と13時からは「アジアの絵本と紙芝居の読み聞かせ」(定員=各回先着7組)をキッズコーナーで開催する。福岡市博物館では、21日13時から同館学芸員による「特別展『黒田侯爵家の名品』プレ講演会」(定員=240人、申し込み不要)を行う。いずれも参加無料。
福岡市文化振興課の諏訪本恵太さんは「アート、歴史、スポーツ、食、科学など、さまざまなジャンルのミュージアムが参加する。この機会に、多くのミュージアムに足を運んでもらえれば」と呼びかける。
今月21日まで。