無人決済システムを導入した「ファミリーマートJR九州本社/S店」が3月31日、JR九州本社(福岡市博多区博多駅前3)7階にオープンした。九州初出店。
同店は、省人化・無人決済店舗システムを提供する「TOUCH TO GO」(東京都港区)が開発したシステムを導入したコンビニエンスストア。ファミリーマートでの導入は、同店と同日にオープンした「サクラマチ/S店」(熊本県熊本市)と合わせ16店舗目となる。
JR九州本社/S店の利用はJR九州の関係者などがメイン。JR九州社員の福利厚生の充実とDX推進も目的とする。店舗面積は約7.4平方メートル。商品は、おにぎり、弁当、サンドイッチ、菓子、茶、コーヒーなど約200種をそろえる。
店内には、天井に8台のカメラ、商品棚に重量センサーを設置し、入店した客と客がどの商品を手にしたかを感知する。客は、商品を手に取り、出口付近にある決済端末のディスプレーで購入商品と合計金額を確認し決済する。決済方法は、ファミペイなどのバーコード決済、交通系電子マネー、クレジットカード、現金から選べる。
JR九州リテールコンビニエンス事業本部営業戦略部主任の太田真結子さんは「JR九州の社員の皆さまに便利に思ってもらえればうれしい。品ぞろえなどは、見直しながら充実させていきたい」と話す。