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博多のホテルにジビエ使った朝食付き宿泊プラン 博多旧市街の魅力を発信

「『博多旧市街』に泊まって味わう宿泊プラン」で提供するジビエを使った朝食メニュー

「『博多旧市街』に泊まって味わう宿泊プラン」で提供するジビエを使った朝食メニュー

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 博多エクセルホテル東急(福岡市博多区中洲4)と博多東急REIホテル(博多駅前1)が現在、ジビエを使った朝食付きのプラン「『博多旧市街』に泊まって味わう宿泊プラン」を販売している。

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 中世に国際港湾都市として栄えたという「博多旧市街」エリアに同ホテルが位置することから、博多旧市街の歴史から地域の魅力を感じてもらおうと企画した同プラン。東急ホテルズ博多セールスオフィスの高橋伸弥さんは「福岡中心部の中世遺跡からシカやイノシシの骨が出土しており、当時ジビエが食べられていたことが分かった。近年、有害捕獲されたシカやイノシシなどのジビエ活用が推進されていることもあり、この土地の歴史にひもづく食材として、新たにジビエを使った朝食をメインにした」と話す。

 朝食のメインは、シカやイノシシなど3種類のジビエで、ローズマリー風味の「あまおう塩」や燻製醤油(くんせいしょうゆ)など4種類の調味料を添える。汁物には「みそ煮込みジビエうどん」、「赤米とキヌアのライスサラダ添え」「ジビエの筑前煮」「ジビエの肉味噌(みそ)」、野菜のピクルス、ごはんを用意する。

 同ホテルは博多を見て食べて体験して学ぶ「博多旧市街まちあるきプログラム」に加入し、今回のプランは観光庁の「地域独自の観光資源を活用した地域の看板商品の創出事業」に採択されている。地域のつながりから、同プランの朝食メニュー撮影は博多のクリエーター養成スクール「デジタルハリウッドSTUDIO福岡」(下川端町)とコラボし、学生がジビエ朝食の写真撮影を担当した。

 高橋さんは「実際にジビエを食べてみると想像しているより食べやすく、脂のうまみが印象的だった。ジビエは聞いたことがあっても食べたことがない人に気軽に食べてほしい。博多旧市街に泊まって、ショッピングや屋台以外の博多の街の魅力を知ってもらいたい」と話す。

 ジビエを使った朝食は博多エクセルホテル東急=1日10食限定、博多東急REIホテル=1日5食限定。同宿泊プラン料金は、博多エクセルホテル東急=1万4,600円~、博多東急REIホテル=6,850円~。4日前までに要予約。

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