博多バスターミナル(福岡市博多区博多駅中央街2)が12月28日、空港通りに面するエリアをリニューアルした。
1999(平成11)年に全館開業した「博多バスターミナル」。今回初めて、「空港通り」に面する歩道の壁面と柱の装飾をリニューアルした。博多バスターミナル広報担当者は「通行する方々にワクワク感・トキメキ感を持ってもらえる明るい通りにすることで、より多くの人に空港通りエリアの存在を知ってほしいとの思いからリニューアルに至った」と話す。
館内入り口上部の壁面は博多織をイメージした模様を装飾し、壁面には、博多祇園山笠(やまかさ)と博多どんたくをイメージしたイラストを施す。博多旧市街地区へタイムスリップするようなエントランスにしたいとの思いを込める。このほか福岡タワーや大濠公園など福岡市内の観光スポットのイラストを施す。円柱の装飾はある場所から見るとキーワードが現れるデザインになっているという。
広報担当者は「これまで日の当たらない場所だったが、博多の新しい観光スポットとして国内外の人に来てもらえたら」と話す。