グルメフェア「壱岐牛と壱岐な食材 グルメフェア」が12月1日、福岡サンパレス ホテル&ホール(福岡市博多区築港本町)で始まった。
長崎県壱岐市の食材を使った料理やデザートを同ホテル内のレストラン3店で提供する同フェア。総料理長の坂本憲治さんは「壱岐牛は、玄界灘の潮風によって塩分を含む飼料を食べて育つためにミネラル分が豊富でやわらかく、さっぱりとした脂が特長。幻の黒毛和牛といわれることもある壱岐牛を、多くの人に食べてもらい、クオリティーの高さを知ってほしい」と話す。
レストラン3店のうち、ホテル1階の「レストラン&カフェ Lagoon(ラグーン)」では、ランチに壱岐牛のローストステーキ、壱岐産水烏賊(ミズイカ)と旬魚の御造り、イカのゲソ天と旬野菜の天ぷらなどが付いた「壱岐牛ロースステーキ膳」(2,500円)や、壱岐牛を低温調理で仕上げたローストビーフをのせた「壱岐牛ローストビーフピラフ」(1,980円、前菜、スープ付き)を提供する。デザートは壱岐直送のユズを使った3種類用意し、「壱岐産柚子(ユズ)香るお汁粉」(600円)、「壱岐産柚子のシャーベットとパウンドケーキのパフェ」、「壱岐産柚子とチョコレートのパンケーキ」(以上880円)を提供する。
提供時間は11時~14時(デザートメニューのみ17時まで)。来年1月31日まで。
同じく10階の「展望レストラン LAPUTA(ラピュタ)」では、ランチで「壱岐牛とシーフードのパエリア」(3,300円、スープ・デザート付き)、ディナーでは壱岐牛を使ったコース料理「『シエル』ラピュタが贈る冬のプレミアムコース」(1万円)などを提供する。
提供時間は11時30分~14時30分、17時~21時。同1月30日まで。
坂本さんは「壱岐牛の肥育農家やユズ畑、漁港などを訪問し、生産者のこだわりが詰まった食材に出合った。私が魅了された質の高い食材を直送してもらう。この機会に食べてもらいたい」と話す。
デザートメニューを除き前日午前中までに予約が必要。