グランドハイアット福岡(福岡市博多区住吉1)1階のレストラン「ザ マーケット エフ」が11月1日から、「サステナブル・シーフード」を使った期間限定のディナーコース「トレジャー オブ オーシャン」を提供している。
グランドハイアット福岡は、海洋環境保全の重要性を認識し、サステナビリティーへの取り組み推進の一環として、「サステナブル・シーフード」の国際基準「MSC/ASC CoC認証」を今年5月に取得した。「MSC認証」はMSC(海洋管理協議会)が管理・運営する、持続可能な漁業に対する認証制度、「ASC認証」はASC(水産養殖管理協議会)が管理・運営する、環境と地域社会に配慮した責任ある養殖業に対する認証制度を指す。「サステナブル・シーフード」は、将来も魚を食べ続けていくことができるように、「MSC認証」を取得した漁業で獲られた水産物や、「ASC認証」を取得した養殖場で育てられた水産物を呼んでいる。
グランドハイアット福岡が取得した「MSC/ASC CoC認証」は、加工・流通の過程で認証水産物が非認証水産物と交ざることなく、消費者に届くようにすること目的とした認証。取得は、日本国内ホテルでは4番目という。今回は「サステナブル・シーフード」を使ったディナーコースを提供し、料理を通して同取り組みを紹介する。
コースメニューは、「サステナブルASCサーモントラウトのマリネ 柚子(ゆず)風味のサワークリームソース オハナ農園のオーガニック野菜のサラダ」「サステナブルMSCロブスターの白ワイン蒸し 自家製ハーブのコライユソース」や、「MSC認証」の北海道産帆立貝のソテーなどを提供する。デザートにはフランス「ヴァローナ」のチョコレートを使ったフォンダンショコラなどを用意する。
提供時間は17時30分~21時。料金は1万円(税・サービス料込み)。来年1月31日まで。