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博多・店屋町にブルワリーパブ 自家醸造ビールを提供

「あおぞらブルワリー 博多店屋町」店舗入り口

「あおぞらブルワリー 博多店屋町」店舗入り口

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 ブルワリーパブ「あおぞらブルワリー 博多店屋町」(福岡市博多区店屋町4、TEL 092-292-8600)が7月1日、オープンした。

8口あるビールサーバーから各ビールが注がれる

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 運営は、日本酒バーや居酒屋などを手がける「かぐら」(福岡市中央区)。併設のビール工場で造ったオリジナルクラフトビールを提供する。ビールは「あすなろブルワリー」(博多区)との共同開発。店主夫妻が「あすなろブルワリー」のビールと出合い、「個性豊かな自家醸造ビールの素晴らしさをもっと多くの人に知ってほしい」という思いから、同店を立ち上げたという。

 店名は「世界をつなぐ青空のように、全国から人が集まり、つながる場所でありたい」という思いを込めて付けた。内装は、ホワイトと木目を基調とし、特注の木製テーブルなどを設け、「女性1人でも安心して入れるカフェ空間」を目指したという。店の奥にあるビール工場はガラス張りで、ビールタンクを眺めながら造りたてのビールが味わえる。店舗面積は約30平方メートル(ビール工場除く)。席数はスタンディングを含めて20席。今後は、自家醸造ビール缶・業務用樽(たる)の販売と、持ち帰り需要に対応した量り売り販売も本格的に実施予定という。

 同店では、4種類のオリジナルクラフトビール、「TENYA IPA(テンヤ アイピーエー)」(ハーフ=650円、パイント=950円)、「TENYA SESSION IPA(テンヤ セッション アイピーエー)」「TENYA WHEAT ALE(テンヤ ウィートエール)」(以上、ハーフ=600円、パイント=900円)、「TENYA PALE ALE(テンヤ ペールエール)」(醸造中)を提供する。そのほか、4種類のゲストビール、季節やイベント限定ビールを提供する。ビールは量り売りでテイクアウトにも対応する。

 フードメニューは、1階のビアキッチンで元ホテルの洋食シェフが手がける、「鮮魚のカルパッチョ」(800円)や「フィッシュ&チップス」(780円)など22時まで提供するメニューと、「ナッツ盛り合わせ」「チョコレート盛り合わせ」(各500円)など常時提供するメニューを用意する。

 ホール責任者の日野稔之さんは「初心者の方からビアギーク(ビール愛好家)まで、皆さんをうならせるようなビール造りを目指している。『ここに来たら必ずおいしいビールに出合える』と言われる店にしていきたい。ビールが苦手という方こそ立ち寄ってほしい」と話す。

 営業時間は17時30分~翌1時。日曜定休。

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