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博多阪急で福津の作り手が集まるマルシェ ワークショップや飲食店の出店も

「ひかりのみちDMO福津」の中村さん、「affordance」の小川さん、「kiix」の古川さん

「ひかりのみちDMO福津」の中村さん、「affordance」の小川さん、「kiix」の古川さん

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 福津の作り手が集まるマルシェ「ふくつのね」が7月27日から、博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街)1階メディアステージで初めて開催される。

「うつわ屋」の淡三彩さくらシリーズのカップ

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 福津市内で「モノづくり・コトづくり」に取り組む事業者らが集まり、福津の魅力を発信する同イベント。「ふくつのね」は革製品を製作・販売する「affordance(アフォーダンス)」の小川弘記さんが発起人となり立ち上げた。「福津に生まれ育ち、環境の良さを感じている。福津に住んでいる人が良いものを作っていることを知ってほしいと思った。事業者同士がつながって福津に『根』を張り、広げていきたいという思いを込め、『ふくつのね』と名付けた」と小川さん。

 「TSUYAZAKI BASE CAMP(津屋崎ベースキャンプ)」を運営する「kiix」の古川隆邦さんに声を掛け、賛同する事業者へと輪が広がった。イベント開催に協力する「ひかりのみちDMO福津」の中村涼佳さんは「福津ではこれまで食に関するイベントを多く行ってきたが、工芸作家同士がつながる機会はほとんど無かった。イベントを通じて横のつながりができ、『ふつくのね』のコラボ商品が生まれていくことも期待している」と話す。

 期間中、革製品・陶器・木工クラフト・ドライフラワー・アップサイクルアクセサリーなどの販売のほか、コーヒー・菓子・特産品などを提供・販売する飲食店など13店が参加。廃プラスチックリサイクル体験やレザークラフト体験、藍の生葉たたき染め体験、津屋崎人形絵付け体験などのワークショップも開くほか、福津のクリエーターが制作した福津市の紹介動画上映、写真パネル展示なども行う。

 「『藍の家』が販売する正藍染風呂敷と『TSUYAZAKI BASE CAMP』が販売するハンドリングを掛け合わせるとオリジナルの風呂敷バッグが作れるなど、コラボが楽しめる商品も用意している。持続可能なイベントにしていき、いずれは『ふくつのね』を組織化できたら」と古川さん。小川さんは「イベントを通して福津の魅力を伝え、福津に足を運んでもらうきっかけとなれば」と意気込みを見せる。

 開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。8月2日まで。ワークショップのスケジュールはインスタグラムで知らせる。

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