つけ麺専門店「麺屋 てっぽう博多店」が7月8日、JR博多駅（福岡市博多区博多駅中央街）5番・6番ホームに期間限定でオープンした。

　JR九州フードサービス（博多駅東1）が「地域と連携し九州を元気にしたい」という思いから、JR博多駅の5番・6番乗り場の店舗を九州の魅力が詰まった料理を提供するポップアップショップとして活用する取り組み。第6弾となる今回は、焼き肉専門店「焼肉炉端 てっぽう」（博多駅東2）が、「スペースに限りあるこの店舗でも提供しやすいように」と、新業態としてつけ麺専門店を出店する。

　「焼肉炉端 てっぽう」で提供する福岡県糸島市のブランド豚「伊都の豚」を使ったバラ軟骨とチャーシューをつけ麺用に改良して提供する。麺はオリジナルで調合し、つけだれは「伊都の豚」の豚骨と魚介をミックスした「魚介とんこつ」のほか、大分県産のカボスを使ったつけだれも用意する。

　メニューは、バラ軟骨とチャーシューがのった「濃厚つけ麺（魚介とんこつ）」（980円）、煮卵付きの「特製濃厚つけ麺（魚介とんこつ）」、カボスのつけだれの「特製芳醇かぼすつけ麺（煮干ししょうゆ）」（以上1,280円）、九州産の銘柄鶏「華味鳥」をトッピングした「鶏葱（とりねぎ）かぼす冷麺」（880円）などを提供する。

　JR九州フードサービス営業本部の松岡朱香さんは「ポップアップショップの企画は、今回で6店舗目。特に麺類の反応が良く、つけ麺は初めて。旅行など移動の合間にホームでの食事を楽しんでもらえれば」と話す。

　営業時間は11時～21時。火曜定休。9月30日まで。