定食店「土鍋炊きごはん あさひ」(福岡市博多区中洲5、TEL 092-600-9872)がオープンして1カ月がたった。
土鍋炊きのご飯や旬の魚、野菜を使った定食や一品料理、日本酒などを提供する同店。大阪の料理専門学校卒業後、東京とフランスのフレンチレストラン、東京の定食店で料理人を経験した福岡出身の田中朝光さんが開業した。コンセプトは「おいしいものを安く」。田中さんは、高くておいしいのは当たり前、安くておいしいものを提供するのが料理人の本質だと思い、同店の開業を決意したという。
店舗面積は17坪。席数は、カウンターやテーブル、ソファの25席。内装は、女性が1人でも入りやすい明るくかわいい店を目指したという。店名は、田中さんの名前から取った。
提供するご飯には福岡県産米「夢つくし」を使い、土鍋で炊いている。メニューは昼メニューと夜メニューに分かれ、11時~17時までの昼メニューは「鯖(さば)の塩焼き定食」(750円)や「若鳥と茄子(なす)の柚子(ゆず)おろし煮定食」(800円)など約14種類の定食を中心に提供する。17時からの夜メニューは「鯛(たい)めし」(1合=1,000円、1.5合=1,250円)や「牛肉のたたき ニラダレがけ」(1,300円)など約40種類の一品料理や、夜限定定食「豚バラ肉の角煮定食」(1,000円)など6種類の定食、日本酒「辛丹波」(1合=600円)など約40種類のドリンクメニューを提供する。昼と夜の定食のご飯はおかわり自由。
田中さんは「当店は、従業員が全員男性の店。映えるメニューはないが、味で勝負している。ほかには負けないものを提供しているので、味わってほしい」と話す。
営業時間は11時~23時。