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高速船「クイーンビートル」、博多・門司に就航 日本船籍化で運航可能に

高速船「QUEEN BEETLE」

高速船「QUEEN BEETLE」

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 高速船「QUEEN BEETLE(クイーンビートル)」が4月10日、日本船籍化に伴い「博多~門司港航路」に就航して1カ月がたった。運航はJR九州高速船(福岡市博多区沖浜町)。

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 同船は「移動そのものを楽しむ旅へ」をコンセプトに、福岡~韓国(プサン)での運航を目指した新型高速船。コロナ禍で、日韓航路は現在も全便運休している。同社は2月25日、同船の船籍をパナマから日本へ変更した。日本船籍化により国内各港間の運航が可能になったことで、従来の国内遊覧コースに加え、同航路を新設した。

 6月までの運航日は、5月15日・29日、6月5日・12日・25日。乗船場所は「博多港国際ターミナル」(沖浜町)と「門司港レトロ観光物産館『港ハウス』」(北九州市門司区東港町)の2カ所で、発着時間は博多9時発・門司港11時45分着と、門司港16時発・博多18時45分着の1往復。所要時間は片道2時間45分で、航路距離は約103キロ。乗船特典として、門司港航路(博多発)乗船の客には、下関(唐戸市場)や巌流島へ足を延ばせる「関門連絡船・巌流島連絡船」の「トライアングル1日フリーパス」を進呈する。7月以降も運航を予定する。

 片道運賃は、大人(中学生以上)=6,600円、小学生=3,300円。ビジネスクラスの利用は通常運賃に片道2,500円の追加が必要。新型コロナウイルスの感染状況による運航スケジュールの変更に注意が必要。運航スケジュールは公式ホームページに掲載する。

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