「第61回 福岡市民の祭り『博多どんたく港まつり』」が5月3日・4日、開催される。
「博多どんたく港まつり」は1179年に始まったとされる民俗行事「博多松ばやし」を起源とした祭。1962(昭和37)年に市民が総参加する「福岡市民の祭り」となり、今年で61回目を迎える。新型コロナウイルス感染症流行で、2020年、2021年は中止し、今年は規模を縮小し3年ぶりに開催する。
今年のサブタイトルは「伝統を継承 どんたくの源流『博多松囃子(ばやし)』がゆく!」。催しは「博多松ばやし」をはじめ、「どんたく隊」による明治通りのパレード、「福岡市役所西側ふれあい広場」や「博多駅前広場」など各エリアに設けた16のステージで演舞を行う「博多どんたく演舞台」などを予定する。パレードの沿道での観覧は控えるよう呼びかけ、公式ユーチューブチャンネルでパレードのライブ配信を予定する。
このほか、造花やLEDで装飾した2台の「にしてつ花自動車」も3年ぶりに運行。天神・博多・西新・六本松エリアを周回する。今年の花自動車は、「ソフトバンクホークス」や「アビスパ福岡」、コロナの収束を願い鬼退治とコロナ退治をかけたという「ももたろう」のイラストで装飾した2台を運行する。
今年は「モバイルどんたく」として、「博多どんたく港まつり」公式ホームページでイベントマップやプログラム、過去写真のアーカイブなどを掲載し、同祭についての情報を発信する。