キャナルシティ博多（福岡市博多区住吉1）地下1階サンプラザステージで4月15日、春の交通安全フェア「交通安全特命係」の任命式が行われ、ゲストとして水谷豊さん、寺脇康文さんらが参加した。主催は、福岡県博多警察署、博多交通安全協会、博多地区地域交通安全活動推進委員協議会。

　4月6日から10日間行われてきた春の全国交通安全運動は15日に最終日を迎えたが、同署交通管理官の尾山一博さんは「昨年より事故は減少傾向だが、自転車の事故や飲酒事故は後を絶たない」と話し、任命状を水谷さんに渡した。水谷さんは「キャンペーンが終わっても、交通安全の心がけを大切にしてほしい」と話し、寺脇さんも「事故は一生のことなので、注意してほしい」と交通安全を呼びかけた。

　同区吉塚の福岡リズム保育園の園児らが「道路では遊びません。大人の皆さんも気をつけてください」と交通安全を宣言。寺脇さんが園児手作りの宣言書を笑顔で受け取った。2人の出演を聞きつけ集まった多くの来館客が見守る中、イベントは終始穏やかな雰囲気で行われた。

　会場では任命式終了後、式典にも登場した同安全協会のマスコットである「交通安全チュー太君」の反射板付きのオリジナルストラップが配られ、交通安全を訴えた。

　水谷さんと寺脇さんは映画「相棒－劇場版－」に出演。5月1日からユナイテッド・シネマ　キャナルシティ13ほかで公開される。

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