福岡市交通局が、福岡市地下鉄空港線祇園駅の副駅名を「博多旧市街口」に決定し、2月14日に副駅名の出口ゲートサインを設置した。
副駅名は、福岡市地下鉄が沿線地域の施設やイベントなどと連携して行う取り組みの一つで、利用客の利便性向上のために、駅名に周辺施設名などを付加するもの。副駅名が付く駅は、第1弾の薬院大通駅の「動植物園口」、大濠公園駅の「福岡市美術館口」、六本松駅の「科学館前」に続き、4駅目となる。
祇園駅の副駅名となる「博多旧市街」は、中世に貿易港湾都市・博多の中心として栄えたという御供所・冷泉・大浜・奈良屋からなるエリアを指し、祇園駅を「博多旧市街」を散策するのに最適なスタート地点として知ってもらおうと設定した。
同日から順次駅構内の案内サインの改修も始め、今後は副駅名設定を記念した特別デザインの一日乗車券販売などの企画も予定している。