布のステンドグラス「ポジャギ」-博多・コリアプラザで作品展開催

裏表とも縫いしろが隠れるひとえ仕立てが特徴のポジャギ。近年は本場韓国でも見直されているという。

裏表とも縫いしろが隠れるひとえ仕立てが特徴のポジャギ。近年は本場韓国でも見直されているという。

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 韓国観光公社福岡支社(福岡市博多区博多駅前2)に隣接するコリアプラザ福岡で1月12日、韓国のチマチョゴリの橋きれや古着をほどいてはぎ合わせて作るポジャギを展示する「日韓友情のポジャギ展」が始まった。

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 2005年に日韓国交正常化40周年を迎える記念イベントとして、東京・大阪・ソウルで1回目を開催。2007年には福岡・仙台を追加した5カ所で行われており、全体では3回目、福岡では2回目の開催となる。

 ポジャギは光が透けるのが特徴で、布のステンドグラスとも呼ばれ、昨今の韓国ブームで日本各地や本場韓国でも注目を浴びている。今回の展示では韓国の伝統の陰陽五行説である赤・青・黄・白・黒の5色を基調に作品を募集し、集まった481作品を縦に5枚、横に2枚縫い合わせ計10枚をひとつの大きな作品として展示する。

 ポジャギ作家で、同プラザで教室も開いている徳永かなえさんは「手芸を好きな方、韓国を好きな方はもちろん、韓国のパッチワークと呼ばれるポジャギを見ていただき、少しでもポジャギについて知ってもらえれば」と話す。

 開館時間は平日10時~18時。土曜・日曜・祝日休み。入場無料。今月23日まで。同プラザでは、材料費のみで受講できる初心者向けのポジャギ教室(月2回・3カ月)も開いており、次回は2月末から募集を予定する。

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