キャナルシティ博多(福岡市博多区住吉1)で現在、劇団四季のミュージカル「キャッツ」の開幕を記念して、劇中歌を使った噴水ショーや、舞台衣装などの館内展示が行われている。
施設内の「キャナルシティ劇場」で7月27日から上演が始まったミュージカル「キャッツ」の開幕を記念し企画。キャナルシティ博多の噴水ショー「ダンシングウォーター」で、劇中の物語の始まりを告げる曲である「オーヴァーチュア」を使ったショーを行う。「キャッツ」は同劇場(旧・福岡シティ劇場を含む)で過去2回上演されているが、劇中歌が噴水ショーで使われるのは今回が初めて。
館内展示として、これまで公演で実際に使ったオブジェや舞台衣装などを展示。地下1階のクリスタルキャニオンでは「キャッツ」の舞台である「都会のごみ捨て場」をモチーフに、猫の目線に合わせて作った「巨大ごみオブジェ」や舞台衣装を、サウスビル2階では、キャラクターの紹介パネルや劇中「スキンブルシャンクス~鉄道猫」のシーンを再現した鉄道模型を展示する。
同施設広報の梅津里紗さんは、「劇中でおなじみの名曲が、キャナルシティ博多のシンボルである迫力の噴水ショーに今回初めて登場する。噴水ショーや衣装展示など、館内に広がる『キャッツ』の世界観を、作品ファンはもとより全ての皆さまに楽しんでもらいたい」と話す。
ダンシングウォーターの上演時間はホームページに記載。10月31日まで。館内展示の期間は「キャッツ」千秋楽まで。