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博多・御供所町に「箱崎縞」のテキスタイルメーカー「Maison HAKOSHIMA」 喫茶スペースも

店内の様子

店内の様子

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 「Maison HAKOSHIMA(メゾンハコシマ)」(福岡市博多区御供所町12、TEL 092-984-0721)がオープンして1カ月がたった。

喫茶スペース

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 「Maison HAKOSHIMA」は、綿織物「箱崎縞(しま)」を復元した生地を使った商品を展開するテキスタイルメーカー。「箱崎縞」は戦前まで東区の箱崎地区で作られていた綿織物で、現物がほとんど残っておらず、数年前に発見された端切れを基に復元したという。復元した生地を使い、現代の生活にも取り入れられるような服や布小物などを制作・販売する。同店はオリジナル土産商品の企画制作の「日日堂」が屋号を変えて展開する。店名の「Maison」はフランスをはじめ世界に発信していきたいという思いで、「HAKOSHIMA」は箱崎縞を略して名付けた。

 店内では、箱崎縞を復元した生地のパンツ「はこパン」をはじめ、スカートや羽織、ブラウス、ストール、キッチンクロス、ハンカチ、コースターなどをそろえる。価格帯は服=1万3,750円~、布小物=500円~。

 喫茶スペースを4席設け、福岡市出身の菓子・料理研究家の山本ゆりこさんが監修した箱崎縞をイメージしたバウムクーヘンのケーキ「SHIMA(プレーン)」(カット=350円、ホール=2,200円)と「SHIMA(ジンジャーレモン)」(同=400円、同=2,600円)のほか、「自家焙煎(ばいせん)珈琲(コーヒー) 箱」(500円)や紅茶、ほうじ茶(以上400円)などのドリンクを提供する。

 オーナーの林舞さんは「箱崎縞を多くの人に知ってもらいたい。喫茶スペースを設けているので気軽に見に来ていただけたら」と話す。

 営業時間は11時~21時(当面は17時まで)。月曜定休。

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