個展「田中英樹 ガラス造形アート ロマンティック展」が1月9日から、博多阪急(福岡市博多区博多駅中央街)7階イベントホール「ミューズ」で開催される。
田中英樹さんは、1965(昭和40)年宮崎生まれのガラスアート造形家。「グラスアート黒木」に入社し、ガラス工芸作家の黒木国昭さんに師事。「グラスアート黒木」所属第1号作家として、モザイクガラス「雅(みやび)」シリーズでデビュー。2017(平成29)年に独立し、「arte labo(アルテ ラボ)」設立。国内外で個展を開催している。
吹きガラスの技法を使い、ガラスの透明感やきらめき、流動感を大切にして、抽象的な表現で和風、洋風、アンティーク風、モダンアートなどを表現した作品が特徴という。
博多阪急での個展は昨年に続き2回目。「ロマンティック」をテーマに、素材の透明感を生かした新作や、ガラスと金・プラチナなどの素材を使った作品など約120点を展示販売する。期間中は田中さんが毎日在廊する。
作品は、オブジェがプラチナ彩「イニシエノキオク」(幅34×奥行き32×高さ38.5センチ、132万円)、「宇宙のファンタジー」(幅27×奥行き26.5×高さ32センチ、52万8,000円、以上限定1点)、「Q」(各5,500円)など。酒器が金彩「万葉桜」(8万8,000円)、金銀彩「桜」(1万4,300円)など。フラワーベースが「花輪」(各6,600円)、「陽だまり」(各3,300円)、「流千華」(各1万1,000円)など。
開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。今月17日まで。