西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3)が現在、新型コロナウイルスの飛沫感染予防策として全店窓口に段ボール製間仕切り板を設置している。
利用客と同行職員の新型コロナウイルスの飛沫感染防止対策として、何かできることはないかと検討していたところ、取引先企業で段ボール製の間仕切り板を製作していると営業店から情報が寄せられた。利用客と職員の健康と人命保護のため、必要な措置であると判断し、段ボール製間仕切り板の設置を決めた。設置店舗は、「西日本フィナンシャルホールディングス」傘下の2行「西日本シティ銀行」と「長崎銀行」の全店。4月中旬から順次設置を始め、4月末には全店で設置が完了した。
段ボール製間仕切り板は、福岡の「大国段ボール工業」(行橋市)が制作したもの。飛沫拡散防止のビニールシートを段ボールで固定したもので、大きさは縦80センチ、横80センチ、台座が20センチ。同行キャラクター「ワンク」のイラストがあしらってある。段ボール製なので軽く、簡単に組み立てることができるという。
同行の広報文化部では、段ボール製間仕切り板の設置について「お客さま、当行職員からの評判も良く、『間仕切り板があると安心できる』『デザインがかわいい』など好評いただいている。当行は、これからも、お客さま及び職員の健康と人命保護に努めていく」と話す。
段ボール製間仕切り板の設置期間は、新型コロナウイルス感染症が収束するまでを予定。