ホテル「都ホテル 博多」(福岡市博多区博多駅東2、TEL 092-441-311)が9月22日に開業する。
近鉄・都ホテルズ(大阪市天王寺区)が開業する「都ホテル 博多」は、1972(昭和47)年開業の「博多都ホテル」を建て替えたもの。コンセプトは、「緑と水と光のホテル」。豊富な緑を立体的に配置し、九州の雄大な自然をモチーフに屋上から滝が流れるデザインを施した。夜間はライトアップを行い、にぎわいを演出する。福岡市が推進する「博多コネクティッド」プロジェクトの1つとして「ゆとり」「クオリティー」「デザイン」の全てを満たしたホテルに対して認定する「ハイクオリティホテル建設促進制度」の第1号となる。
建物は13階建てで、フロア構成は3階=フロント・ロビー・カフェ、5階~12階=客室、13階=スパ・レストラン・バー。総客室数は全208室でツイン・ダブル・テラス付特別室、全室30平方メートル超。「スーペリア」「デラックス」「ラグジュアリー」「特別室 ザ・テラス」の4タイプを用意する。
3階のカフェラウンジ「CAFE EMPATHY(カフェ エンパシー)」は、九州の食材を使ったパスタやキッシュ、八女茶を使ったベリーヌ、約10品の自家製スイーツやセイボリーを楽しむアフタヌーンティーを提供する。13階のレストラン「SOMEWHERE RESTAURANT&BAR(サムウェア レストラン アンド バー)」は、東京・西麻布のミシュラン1つ星レストラン「Crony(クローニー)」のシェフ・春田理宏さんが監修。ビュッフェ形式のモーニング、ランチ、ティータイムのほか、ワインとアラカルト料理、コースを用意したディナータイムを用意する。
13階の天然温泉(加水・加温)を用いたスパエリアは、プールやジェットバス、足湯、内湯、サウナを完備する(宿泊者は無料)。
室料は、スーペリア(ツイン・ダブル)=1室1泊2万1,000円~ほか。