福岡サンパレス(福岡市博多区築港本町)で12月1日、福岡ソフトバンクホークスの昭和55(1980)年生まれの選手らにより組織された「HAWKS55年会」が、初イベントを前に記者発表を行った。
プロ野球では既に昭和55年度生まれのプロ野球選手で結成する「昭和55年会」が組織されており、セ・パ両リーグの選手や、レッドソックスの松坂投手などが野球教室などを行っている。同チームの中でもこうした取り組みができないかと相談し、和田毅、新垣渚、杉内俊哉、小椋真介、吉本亮の5選手で会を立ち上げた。
立ち上げと同時に、将来のプロ野球を担う人材を育てるための「若鷹基金」も設立。KBCが企画に賛同し、イベントの開催に至った。入場料の一部やチャリティーオークションなどによるイベント収益金は、NPO法人「ホークスジュニアアカデミー」に寄贈された。
5人を代表して、和田選手は「ホークスとしては初めてなので、5人で力を合わせてやっていきたい。次の世代に波及していけば」と期待を寄せた。
同会初イベントとなったこの日の「クリスマストークライブ」には約2,000人が集まった。同時に公開録音も行われ、最後にトライアウトでヤクルト入団が決まった吉本選手に花束贈呈が行われた。
同イベントの様子は、12月7日19時から、KBCラジオの特番で放送予定。