アマゾン ウェブサービス ジャパン(東京都品川区、以下AWSジャパン)は4月15日、麻生情報ビジネス専門学校(福岡市博多区)をはじめとする全国6校が、AWS Academyの提供するAWSクラウドコンピューティングカリキュラムを開講したと発表した。
米アマゾン・ドット・コムの関連会社であるAWSジャパン。AWSはクラウドプラットフォームとして、コンピューティング、ストレージ、データベースなどのITリソースを提供している。AWSが高等教育機関向けに開発し2017年に開始したAWS Academyでは、クラウドスキル習得に向けたカリキュラムを提供。現在、35カ国以上の専門学校、大学などで導入されているという。
AWSジャパンは日本のIT人材育成を加速させることを目的に、2018年よりAWS Academyを展開。AWS Academy加盟校のうち麻生情報ビジネス専門学校をはじめとする全国6校が、4月を皮切りにAWSクラウドコンピューティングカリキュラムを導入したクラスを開講した。
麻生情報ビジネス専門学校 福岡校ではクラウド教育に以前より取り組んでおり、より実践的な教育に向けて「AWS Academy」を導入。今年6月にネットワーク・セキュリティ科3年の授業で開始を予定し、来年にはIT系全学科へ拡張を検討している。同校の竹口伸一郎校長は「AWS Academyを活用し、クラウドスキルの高い人材を輩出したい」と意気込む。