ベイサイドプレイス博多埠頭に11月28日、日帰り温泉施設「波葉の湯」(福岡市博多区築港本町)にオープンする。運営は、旅行商品などを扱うホワイト・ベアファミリー(大阪市)の関連会社、WBFアセット。
同社は主に都市部を結ぶ旅行パッケージをインターネットで販売するほか、関連会社が沖縄に5つのホテルを運営、旅行会社のノウハウを生かしながらアジアからの集客もにらみ、同施設で初めて温浴施設の運営を行う。
以前「博多一番風呂」として営業していた同施設をリニューアル。施設面積は1・2階合わせて2,945平方メートルで、天然温泉かけ流しの露天風呂を含む6種類の風呂に、家族風呂5室、ヒーリングサウナ、和風レストラン、ボディケア施設、ドリンクカウンターを備える。
「薬石健美香房」と名付けられたヒーリングサウナは、蜂の巣状の個室の「蜂巣房」、ひのきの香りでリラックスできる「香林房」、岩塩を敷き詰めた「岩塩房」のほか、リクライニングチェア60席を備えたリラックスルーム「癒楽房」など全8種類の部屋を備え、施設利用は時間無制限。
同施設営業マネージャーの藤岡誠さんは「長く地元のお客様に愛される憩いの場になってもらえれば」と話す。
営業時間は9時~翌1時(入館受付は24時まで)。入泉料は、大人=700円、小学生=400円、3歳以上=300円。「薬石健美香房」は大人=700円、小学生=500円。同サウナのみの利用は不可。家族風呂は60分=3,000円(4人まで)。