屋台型フードビレッジ「FOOD TRUCK VILLAGE(フードトラックビレッジ)」が11月2日、大博通り沿い(福岡市博多区博多駅前1)にオープンした。
「ジプシーキッチン」「B.B.M」「THE BEST PIZZA GAETANO」のフードメニュー
「都心の空き地」を活用し、フードトラックやマルシェを出店する同施設。都市生活者に、旬の素材や生産者との対話を通じて自然の恵みや季節を気軽に体感してもらおうと、展開するもの。運営はクオリティーオブローカルライフジャパン(祇園町)。敷地面積は約150平方メートル。敷地内にはフードトラックが並び、約80席のイートインスペースを設ける。オフィスワーカーや観光客など、ターゲットに応じて曜日や時間帯別に用途を転換する。
参加店は、福岡・薬院の「ピッツェリア・ダ・ガエターノ」が立ち上げたピッツァトラック「THE BEST PIZZA GAETANO(ザ ベスト ピッツァ ガエターノ)」や、長崎県平戸市の魚や野菜を使った料理を提供する「ジプシーキッチン」、ハンバーガーショップ「B.B.M(バーガービッグマウンテン)」などが出店し、17時30分以降はビールを中心としたアルコールなどを提供する店舗も並ぶ。出店情報は、ウェブサイトやSNSで告知する。
マルシェは土曜・日曜・祝日の10時~17時に、平戸市から直送される旬の野菜や加工品などを販売する「HIRADO Fresh Food Marche(ヒラド フレッシュ フード マルシェ)」を中心に、ブランドやクリエーターによるポップアップストアが出店。生産者のトークイベントや子ども向けの企画なども予定する。
同社社長の青野玄(たかし)さんは「同じ場所でいろいろ楽しんでもらえるフードトラックのスタイルに可能性を感じている。オフィスワーカーだけでなく家族連れや観光客など、幅広く利用してもらいたい」と呼び掛ける。
営業時間は、月曜~金曜=11時~14時、17時30分~23時、土曜・日曜・祝日=10時~16時、17時~23時。