博多座(福岡市博多区下川端町2)が5月2日、正面入り口前に大型LEDビジョン「博多座グランドビジョン」を新設した。
「博多座グランドビジョン」は玄関口のシンボルだった大看板をリニューアルしデジタルサイネージ化したもの。大きさは約4.4メートル×約6メートル(約300インチ)。
同ビジョンでは公演情報を発信するほか、博多エリアのさまざまな情報発信地として「博多どんたく港まつり」や「博多祇園山笠」といった地域イベントの様子、企業CMを流す予定という。福岡市が推進する「博多旧市街プロジェクト」の役割も担う。
オープニングセレモニーには、高島宗一郎福岡市長をはじめ、HKT48のメンバーも駆け付けた。同劇場の相良直文社長は「これまでになく明るい明治通りを作り上げて、人が集まる博多座として観光の最大の目玉になるよう努力していきたい」と話す。
高島市長は「大型ビジョンの設置により、さらににぎやかな明治通りとなることを期待している。これからますます文化・芸術面での博多というものを全国の皆さんへ発信できたら」と話す。