JR博多シティ、2017年度の売上高が過去最高を記録

2017年度概況報告を行うJR博多シティの渡邊晴一朗社長(右から2人目)など

2017年度概況報告を行うJR博多シティの渡邊晴一朗社長(右から2人目)など

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 JR博多シティ(福岡市博多区博多駅中央街)が4月5日、2017年度の売上高が過去最高を記録したと発表した。

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 売上高はアミュプラザ博多、アミュエスト、博多デイトス、博多阪急、JRJP博多ビルなど7施設合計で、前年比106.5%の1,130億円となり、過去最高売上高を記録した。

 内訳はアミュプラザ博多=前年比105.5%の410億円、アミュエスト・博多デイトス・デイトスアネックス・コンコース=前年比108.2%の221億円、JRJP博多ビル=前年比105.6%の25億円、博多阪急=前年比約107%の約474億円。

 JR博多シティの核店舗である博多阪急は、昨年秋に約20億円弱を投資した店舗再編の改装効果による広域上質客の増加、インバウンド売上の伸び、催事などの施策により、過去最高売上高更新となった。2018年度は食品売り場改装を予定しているという。

 入館者数はアミュプラザ博多、博多阪急、アミュエスト、博多デイトスの4施設合計で、前年比102.6%の7241万人。昨年11月にフォークデュオ「ゆず」を点灯式に招き約9000人の観客が集まったイルミネーションなど、年間を通してJR博多駅前広場やJR九州ホールを活用した大型集客イベントの実施、7周年イメージキャラクターに亀梨和也さんを起用するなど話題性のある広告展開が集客に寄与し、過去最高を記録した。

 JR博多シティの渡邊晴一朗社長は「CS(顧客満足)はもちろん、ES(従業員満足)もさらに力を入れていきたい。情報発信を常に行い、新しい・楽しいことを仕掛けていくのをこれからも徹底的にやりたい」と意欲を見せる。

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