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博多織・博多人形、上海の百貨店「上海高島屋」で常設展示へ

高島宗一郎福岡市長(中央)、上海高島屋百貨店の小森智明社長(中央右)ら

高島宗一郎福岡市長(中央)、上海高島屋百貨店の小森智明社長(中央右)ら

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 福岡の伝統工芸品である博多織と博多人形が12月10日から、中国・上海市の日系百貨店「上海高島屋」で常設展示・販売されることになった。同5日、はかた伝統工芸館(福岡市博多区上川端町)で高島宗一郎福岡市長らが会見で発表した。

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 上海高島屋は2013年に開業。昨年6月に日本の優れた商品をそろえる約1000平方メートルの広さの売り場「日本館」を開設。博多織と博多人形も同売り場の一角で展開する。海外で博多織や博多人形の常設展示販売を行うのは初という。

 店頭には、博多織の扇子などの小物を中心に約40点、博多人形は美人物を中心に約20点を並べる予定。「伝統工芸品の本物の良さを知ってもらい、福岡の魅力を知るきっかけになれば」と高島市長。上海高島屋百貨店の小森智明社長は「土産物としての需要のほか、生活に取り入れられる日本のライフスタイルの提案の一つとして博多織と博多人形を広めていきたい」と話す。

 オープン初日と2日目には博多人形師による絵付け体験などのワークショップも予定する。

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