バンタンデザイン研究所キャリアスクール福岡校(福岡市博多区住吉1)内のギャラリースペースに9月13日・14日、同校専門学生自らが企画した「BHABHA」が出店された。
同校ショッププランナーエキスパートコースの学生ら17人が、半年の学習の集大成として企画。土曜か日曜に勉強している同校の学生らが同月6日・7日と分けて出店した。5月末には4グループに分かれてプレゼンを行い、選ばれた「日常がちょっぴり幸せになれるようなアイテム」をそろえ、出店に向けて準備してきたという。
店内では手作りのエコバッグやアクセサリーなどを扱ったほか、商品先の選定や実際の仕入れ、卸値や売価の計算まで全て行った。中でも湯布院「ことことや」のジャムや北九州「木輪」のパンは好評で、予定数を超える販売だったという。また什器の設置やディスプレーの仕方、証明の明るさまで考えて店を作り上げた。広さ約5坪ほどの店内には、若い女性を中心に商品を手に取る買い物客で埋まった。
同校生の北田陽子さんは「やって良かった。結果がどうであれやることが大事だと思った」と話し、片山絵里さんも「笑顔でお買い上げいただいた瞬間が何よりうれしかった」とも。将来に向けての手ごたえをつかんでいたようだった。
同校では、今後も半年に一度、同コースの学生らの店を出店していくとしている。