福岡空港で9月20日、同空港旅客ターミナルやエプロン(駐機場)などを会場に「福岡スカイフェスタ」が開催される。
同イベントは、民間航空再開40周年にあたる1992年、航空に対する理解と関心を高めてもらおうと設けられた9月20日の「空の日」に合わせて、全国の空港と航空関連施設が開催する。福岡空港でのイベント主催は国土交通省福岡空港事務所や福岡空港ビルディング、航空会社などで組織する福岡空港 空の日実行委員会。
福岡空港では国際線ターミナルビル横芝地をメーン会場に、ステージではさまざまなイベントが行われるほか、普段は立ち入ることができないエプロンで、間近にB737型機、自衛隊の訓練戦闘機T4・大型ヘリCH-47を見ることができる。エアラインのバザーコーナーでは、機内のみの販売となっているグッズや航空各社の限定商品も販売するなど、盛りだくさんの内容に。
ほかにも管制塔見学(申し込みは8日まで、小学5年生以上)、航空機見学会(同8日まで)、航空教室(100人×4回、整理券配布)、小学生写生大会(国内線第2ビル4階送迎デッキ)、空の日写真展(国内線第3ビル2階)、気象ドップラーレーダー(空港上空の雲の様子が詳細にわかるレーダー)の見学なども行う。国際線ターミナルなどの利用促進ブースでは、パイロット・キャビンアテンダント・整備士・航空管制官によるトークイベントやパネル展、八女茶の無料試飲なども開催。
昨年は、親子連れや航空ファンを中心に約3,000人が参加。空港見学バスツアー(定員390人)では親子連れを中心に行列ができたという。今年も昨年同様の参加者を見込んでいる。
実行委員会事務局の長友謙次さんは「普段は見ることができない場所、入ることができない場所に入ることができるので、空港に興味を持っている方はぜひ見に来てほしい」と話す。
開催時間は10時~15時。メーン会場の主なイベントは次の通り。科学マジックショー=10時20分・12時20分、エコロジックシアター=11時・13時40分、大声コンテスト=11時40分(中学生以下)、海上保安庁・市消防航空隊デモ=13時。空の日クイズ大会=14時20分。