博多人形師が子ども向け教室-体験通じ後継者育成目的に

人形作りをする子どもたちの表情は真剣そのもの。母親らも笑顔で見守っていた。

人形作りをする子どもたちの表情は真剣そのもの。母親らも笑顔で見守っていた。

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 旧冷泉小学校(福岡市博多区上川端町)で7月28日から、今年で8回目となる「博多人形こども教室」が開催され、小学生らが人形作りを楽しんだ。主催は博多人形商工業協同組合(奈良屋町)。

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 同組合は、博多人形師の後継者を育成する目的で、子どもたちに人形作り体験してもらう場をつくろうと2001年から講座を始めた。毎年山笠の人形も作成する博多人形の第一人者らが、子どもたちに人形作りを教える。

 今回のために用意された粘土は約150キログラム。1日3回に分けて行われ、各回約30人の園児や小学生らが参加した。母親らが見守る中、同会理事の柴田闘夫さん、益永栄喜さん、中野親一さんが子どもたちにアドバイスを行い、動物や昆虫など自由に粘土を形作っていった。

 参加した5歳の平野優希ちゃんは自分の干支である羊や雪だるまを作り、「おうちですぐ粘土(遊び)をしたい」と楽しそうだった。母親の環さんも「幼稚園ではできないことで、出来合いのおもちゃとは違った良さがあると思う」と話す。出来上がったものは海外に住む祖父母に贈るという。

 柴田さんは「子どもたちに教えるのもとても楽しい。また大きくなって、人形制作の体験を思い出してくれれば」と笑顔で振り返った。

 原型作りは30日まで行う。作られた人形は、10日ほど乾燥させた後電気窯で焼かれ、8月18日~20日に再度子どもたちが絵付けを行う。

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