福岡空港で「夏休み満喫フェア」-カブトムシ教室や採集体験

準備されるカブトムシは、大分県九重町で育ったものだという。

準備されるカブトムシは、大分県九重町で育ったものだという。

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 福岡空港(福岡市博多区大字下臼井)は7月26日から、例年夏休みのイベントとして好評の「夏休み満喫フェア」を開催し、ワゴン販売やカブトムシのプレゼントを行う。主催は、同空港のテナントで組織する福岡空港ビル販売促進協議会と福岡空港ビルディング。

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 期間中、国際線にワゴン2台、国内線にワゴン5台が出店し、海外観光客に人気の折り畳み傘や、お土産で人気の明太ソーセージ、明太風味のり、同空港限定のお菓子「めんたいも」などが並ぶほか、マンゴーや巨峰などの夏のフルーツの販売、チロリアンの実演販売を行う。

 昨年のフェア開催中に行ったカブトムシのプレゼントイベントは、1日だけの開催にも関わらず希望者が殺到し、行列ができた。そこで今年は、昨年300匹だったカブトムシを2日間で600匹に増やし、8月2日に国際線ターミナル、3日に国内線ターミナルにそれぞれ4.5メートル四方の囲いに土を敷いた「カブトムシの森」を設置し、子どもたちに実際に捕まえてもらうという。捕まえたカブトムシはその場で虫かごとともにプレゼントする。採取前には九州大学総合研究博物館の博士による「カブトムシ教室」を開催し、カブトムシの飼い方のレクチャーも行う。

 そのほか、スタンプラリーや九州産業高校の吹奏楽部によるコンサートも実施する。協議会事務局の担当者は「カブトムシやスタンプラリー、デッキで飛行機を見ることができたりと、空港で1日遊んでいただけると思う。家族そろっての夏の思い出にしてもらえれば」と話す。

 カブトムシの整理券配布は、2日=国際線ターミナル4階で12時から先着200人、3日=国内線第3ターミナル2階で10時と14時から先着合計400人。小学生以下のみの参加となる。フェア開催は8月4日まで。

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