福岡県やはかた地どり生産者協議会などで構成する「福岡県はかた地どり推進協議会」は9月1日、県産ブランドの新「はかた地どり」の販売を開始した。
「あまおう」「ラー麦」など県産ブランドの一つ、「はかた地どり」。他県産の地鶏も登場し、産地間競争が激しくなってきたことから同協議会はさらにおいしい「はかた地どり」の研究を始め、昨年9月に新「はかた地どり」の雄鶏を誕生させた。ゆめタウンなど大手量販店や鶏肉小売店など約100店舗で販売を開始し、県産ブランドの認知向上や生産拡大を図る。
新「はかた地どり」の特徴は、うま味成分が従来の「はかた地どり」より1割、ブロイラーより4割多く、歯切れが良いという。
今月10日の試食会に訪れた麻生渡福岡県知事は「コクと歯応えがある。おいしくなっているのでは。産地間競争に勝ち、発展させていきたい」と期待を寄せる。