7月に博多座(福岡市博多区下川端町2)での公演を予定している「大奥」に出演する浅野ゆう子さん、安達祐実さんが5月20日、会見を行った。
2003年に放送されたフジテレビ系列のドラマ「大奥」。豪華絢爛な衣装や女性同士の愛憎劇を描き、翌年には「大奥~第一章~」、2005年には「大奥~華の乱~」のほかスペシャルドラマも放送。さらに2006年には映画化され、女性を中心に高い人気を集めた。2007年に初の舞台化。博多座には初登場となる。
舞台では和宮降嫁から幕末にかけての時代を描く。大奥総取締・瀧山を浅野さん、仁孝天皇の第八皇女、家茂御台所・和宮を安達さんが演じる。
2人は2003年から7年間、同じ役を演じ続けている。「7年同じ役を演じられるのは役者にとって幸せ」と浅野さん。「回を追うごとに瀧山に深く愛情を感じる。一緒に成長して、新しくも怖い瀧山を演じたい」と話す。安達さんは「初めて演じたときは21歳。28歳の今、自身が積み重ねた部分を役に反映できれば」という。
「総額1億円の豪華な衣装も見どころ。華やかさを楽しんでいただければ」と浅野さん。安達さんは「楽しみながら頑張りたい」と話す。
料金は、A席=1万3,000円、特B席=1万円、B席=7,000円、C席=4,000円。上演は7月3日~27日。