映画「ダーリンは外国人」の公開に先駆けて4月5日、同作主演の井上真央さん、ジョナサン・シェアさん、宇恵和昭監督が来福、会見を行った。
漫画家・小栗左多里さんと語学オタクのアメリカ人トニー・ラズロさんの国際カップルの日常生活を描いた同名コミックエッセーの映画化。主人公のさおり役を井上さん、トニー役を自身も国際結婚しているというジョナサンさんが演じる。
「撮影現場の楽しさがそのまま画面に表れてうれしい」と井上さん。ジョナサンさんは「緊張で初日にコンタクトを忘れて現場に入った」と明かし、「監督と井上さんの2人には助けられた」と振り返る。
劇中では「抜かれるなら、度肝がいいよね」と外国人ならではの解釈をするトニーのユニークなセリフも。ジョナサンさんは「まず、オーディションで選ばれたことに度肝を抜かれた」と笑いを誘った。
井上さんは「周りに国際結婚の方もいるが、自分には縁遠いと思っていた。育った環境が違うのは日本人同士でも一緒ですね」と話し、「国際結婚は?」との問いには笑顔で「縁があれば」とも。監督は「クスッと笑える温まる作品。国際結婚の方はもちろん、いろいろな方に見てほしい」と話す。
同作は4月10日、ユナイテッドシネマキャナルシティ13ほかで公開。