![車体に博多織の献上柄をあしらった「プレミアムタクシー」の運行を開始](https://images.keizai.biz/hakata_keizai/headline/1257987430_photo.jpg)
福岡市タクシー協会(福岡市博多区比恵町)は11月12日より、車体に博多織の献上柄をあしらった「プレミアムタクシー」の運行を開始する。
乗車サービスの向上を目的とし「地域色を出した、統一したデザインのタクシーが走ることで街の活性化につながれば」(同協会の宮崎憲一さん)と2年前より新たなサービスを検討してきたが、今回、博多織工業組合(博多区博多駅南1)とのコラボで企画が実現した。
ブラックの車体に紫、青、黄など「五色献上」をモチーフにしたカラーをあしらったデザインで福岡交通、大濠タクシーなど6社計7台で開始する。料金は通常タクシーと同様。乗務員は博多の歴史などの観光や接客の研修を受けており、「市民はもちろん、旅行者にも親しみを持ってもらえれば」と宮崎さん。既に20社85人の乗務員研修も終了しているほか、来年も定期的に研修を実施。2年間で約500台の導入を予定する。
乗務員の制服も統一し、ネクタイにも博多織を使用。車内に博多織のパンフレットを置くほか、博多織のマットなども飾るという。