博多エクセルホテル東急(福岡市博多区中洲4、TEL 092-262-0109)は6月から、急増する東アジアからの宿泊客へのサービス向上の一環として、全客室で中国・台湾・韓国のテレビ放送を無料で視聴できるサービスを開始する。
すでに308ある全客室に32型以上の液晶テレビの設置を完了した。現在は順次、専用チューナーの導入を進めており、衛星放送の受信に向けた調整を行っている。今回の導入には約4,000万円を投資し、福岡市内のビジネスホテルとの差別化を図る。
同ホテルでは、昨年秋からヨーロッパやアジアの計12カ国語のあいさつ文を掲載した手作りの「あいさつカード」を作成。手帳サイズで単語帳のようなリング形式で、今後も追加できるようにしており、全スタッフが所持している。また、レストランにも韓国籍のスタッフを配置するなど、アジアを中心とした急増する海外から宿泊客への対応力を高めている。
ほかにも勤務する女性スタッフ10人でレディスのプロジェクトチームを作り、さまざまなサービスを企画している。昨年秋から全部屋に折り鶴を折って置く「おもてなし」は、特にアジアからの宿泊客に好評だという。6月からは、抱き枕など計4種類の枕の貸し出しができる宿泊プランも始めるなど、女性ならではのきめ細かな発想もサービスに反映させている。
同ホテル広報担当者は「多様化するお客様に、博多で宿泊するなら選ばれるよう、今後もさまざまなサービスの向上に努めていきたい」と話している。
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