ケーキショップ「パティスリー ウフ クリュ」(福岡市博多区吉塚4)横に8月12日、売上金の一部が子育て支援活動の基金となる「子育て応援自動販売機」の第1号機が登場した。
同自販機は、少子化対策や子育て事業を行う福岡県地域福祉財団(福岡県春日市)と売上金の一部を地域貢献に充てる地域貢献型自動販売機事業を行うコカ・コーラウエストが合同で設置したもの。
自販機には、「子どもたちに親しみを」とクリーム色をベースにシンボルマークを入れた。「少子化対策の役に立てれば」と同財団の山崎雅子さん。子連れの利用客が多く、子ども向けのイベントなどを行っている同店シェフの大村安則さんは「日々利用する自販機で気軽にできる取り組み。(同店の子ども向けイベントとの)相乗効果にも期待したい」と話す。
今後は、ミルク用のお湯のサービスや授乳スペースなどを完備した、県が行っている「子育て応援の店」推進事業登録店を中心に、5台の設置を目安に進めていく予定だという。