NPO法人グリーンバードや地元企業の有志などで組織する、福岡打ち水大作戦本部は7月18日、「福岡打ち水大作戦2009」の一環として、博多港周辺のぴあトピア一帯で打ち水イベントを行った。ぴあトピアでの実施は5年ぶり。
同イベントは毎夏、風呂の残り湯や雨水などの2次利用水を使用し、環境問題への関心の向上やヒートアイランド現象の緩和を目的に行うもの。今年は福岡大学(城南区)、福岡市役所(中央区)、イムズ前(中央区)に続き4回目。
水は「万葉の湯 博多館」の残り湯約600リットルを使用した。浴衣を着たスタッフらをはじめ、同日行われた海の日のイベントに訪れた人々も飛び入り参加。約100人が、ひとときの涼しさを楽しんだ。また同イベントでは初めて吉田宏福岡市長も参加し、イベントをPRした。
同作戦事務局の岩永真一さんは「吉田市長や子どもたちも楽しみながら参加してもらえて良かった。熱い夏を乗り切る涼しさを体感してもらって、これをきっかけに温暖化やエコに関心を持つきっかけになれば」と話す。
同イベントは博多駅前や第2合同庁舎前をはじめ、前原市、北九州市、太宰府市などでも予定されている。