ミヤチク(本社=宮崎県都城市)は、中洲交差点の飲食ビルJ-PARKビル2階に「宮崎牛専門店 博多みやちく」をオープンさせた。
同社は1971年に設立された宮崎県畜産公社と1979年に設立された宮崎くみあい食肉とが1981年に合併した歴史を持ち、長きに渡って宮崎牛の安定供給や安全、ブランディングや新製品の開発まで、積極的に取り組んできた。1998年に宮崎県内に1号店をオープンして以来、同県内に4店、東京・銀座にも店舗を展開し、今回の出店が6号店となる。
宮崎の黒毛和牛は、昨年10月に開催された5年に1度の「全国和牛能力共進会」で前回最高と評された伊万里牛を抜き、内閣総理大臣賞種牛・肉牛2部門を独占、農林水産大臣賞9区分中7区分を制覇、名実ともに日本一となった。大相撲では、毎回県知事賞として優勝力士に贈呈もしている。また、ハムやソーセージの加工品も、同社のブランドの「農村協働工舎」がドイツの世界大会で各賞を受賞している。
店舗面積は約120坪。フロントロビーは杉の生産量国内1位の宮崎県産おび杉を使用し、店内は鉄板コーナーが高千穂をイメージした42席、焼肉コーナーは青島をイメージした36席で、中洲の夜を見渡せる半個室や落ち着いた個室も備える。フロント横のパネルでは、当日使用する宮崎牛の生産者や出生や管理の詳細な個体情報を表示する。
店長の日高幸夫さんは「宮崎牛のスペシャリストだからこそ、生産者の思いを伝えられるようにスタッフにも教育を徹底している。宮崎牛のよさを、多くの人に知ってもらいたい」と話す。
メニューは、ステーキランチ(2,300円~)、ディナーコース(6,000円~)など。平日10食限定で焼肉ランチ(1,480円)を980円で提供する。営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~23時。
中洲に「アントニオ猪木酒場」-猪木さん、ビンタで祝福(博多経済新聞)「中洲屋台横丁」ワンフロアにラーメン・もつ鍋・ギョーザなど(博多経済新聞)宮崎の地頭鶏専門店「ぐんけい」が福岡・西中洲に初出店(天神経済新聞)中洲川端に宮崎の「もも焼」専門店-福岡で2店舗目(天神経済新聞)ミヤチク