福岡国際センター(福岡市博多区築港本町)で5月2日に行われた「博多どんたく港まつり」の前夜祭で、第39代の「ミス福岡」が3人決定し、記者会見で意気込みを語った。
3月から募集が始まり、4月中に第一次選考として書類選考、二次選考は商工会議所で行われた。前夜祭では178人の応募から選出された10人が、河部会頭や吉田市長ら審査員を前に、ステージ上で思い思いの自己PRを行った。選ばれたのは、青木麻実子さん(27)、曽我部真季さん(24)、田中由莉香さん(24)の3人。選出直後のあいさつでは、喜びのあまり涙ぐむ場面もった。
記者会見で、海外生活の経験のある青木さんは「国際交流の発展に寄与できれば」、博多の伝統文化に携わる曽我部さんは「今度は全国・世界に向けて博多の伝統文化を発信できれば」、12年間どんたくで和太鼓をたたいていたという田中さんは「まだ知られていない博多の素晴らしさを発信していけたら」と、それぞれの意気込みを語った。
3人は3日・4日のどんたくパレードで市民へ初顔見せとなり、沿道に集まった観客らに笑顔で応えた。今後3人は1年間、福岡市民の代表として、市内や全国各地の各種行事やイベントに参加し、親善使節として県のPRや行事などで活動し、華を添える。