福岡市の大名や箱崎に居酒屋「なつかし横丁」を運営するフォーティーズカンパニー(福岡市中央区)は4月10日、博多区の福岡合同庁舎近くに奄美島豚を使った料理を提供する「奄美島豚本舗 あとん」(博多区博多駅東3、TEL 092-482-7067)をオープンした。
今回同社では博多エリアは初の出店。希少と言われる奄美島豚を使ったしゃぶしゃぶは、濃厚なうま味と柔らかな食感が特徴だという。主なターゲットは近隣で働く30~50歳代のビジネスマン。席数は1階・2階を合わせて全52席で、テーブルの間隔は広めに取った。
主なメニューは韓国風ピリ辛鍋、ヘルシー豆乳鍋、美肌コラーゲン鍋と3種類の「鍋」(1,280円)や「やわらか島豚のスペアリブ オーブン焼き」(950円)など。ほかに、揚げ物、刺身、一品料理やデザードなどメニューは約50種類でコースも「奄美島豚のしゃぶコース」(2,500円)などを用意。アルコールはゼリー状の「ジュレ酎ハイ」(各480円)や健康系カクテル(480円~)などをそろえる。またランチは定食を700円で提供する。客単価は3,500円を見込む。
同店マネジャーの今石アキラさんは「ほかでは食べられない上質の奄美のしゃぶしゃぶだが、気軽に、リーズナブルに食べていただければ。皆さんがゆっくりしていただる空間づくりをしていきたい」と話す。
営業時間は、ランチ=11時~14時、ディナー=17時~24時。