見る・遊ぶ

博多座二月花形歌舞伎「あらしのよるに」出演の獅童さん・壱太郎さん来福

博多座二月花形歌舞伎「あらしのよるに」へ出演する(左から)中村壱太郎さん、中村獅童さん

博多座二月花形歌舞伎「あらしのよるに」へ出演する(左から)中村壱太郎さん、中村獅童さん

  • 2

  •  

 2月に博多座で上演される二月花形歌舞伎「あらしのよるに」へ出演する中村獅童さん、中村壱太郎さんが1月16日、福岡を訪れ公演への意気込みを語った。

取材会の様子

[広告]

 1994(平成6)年刊行の、きむらゆういちさん作の絵本「あらしのよるに」を原作とした同舞台。2015(平成27)年に新作歌舞伎として誕生し、京都・南座で初演。博多座では2018(平成30)年11月以来、今回が約8年ぶりの上演となる。嵐の夜に暗闇の小屋の中で出合ったオオカミの「がぶ」とヤギの「めい」の友情を描いた物語。「がぶ」は初演から同役を務める獅童さんが、「めい」は壱太郎さんが、それぞれ演じる。2人は2024年9月に南座で上演した同作で共演している。

 舞台について、獅童さんは「とても古典にこだわった」と話し、「歌舞伎の音楽、義太夫、長唄、芝居の立ち回りや踊りなど、歌舞伎の良いところを詰め込み、古典でやる場合はどんな風にやるかを想像しながら作った。着ぐるみを着れば簡単かもしれないが、歌舞伎の古典の衣装で、それらしく見せることを意識し、化粧も役者それぞれが工夫している」とこだわりを語った。

 動物を演じるに当たり、壱太郎さんは「動物表現は演じていてとても楽しい。ヤギとオオカミがどう触れ合っていくのだろうと考える。獅童のお兄さんと『人間よりも音や匂いに敏感なんじゃないか』という話をして役を思い浮かべた」と話す。演じる「めい」について、「見る人によって、女の子に見えたり男の子に見えたりすると思う。性別を気にせず演じる中でのかわいさや、ヤギらしさを大事にしている」と話す。

 公演には、獅童さんの長男・陽喜さん、次男・夏幹さんも出演する。陽喜さんは幼い頃のめいを、夏幹さんは幼い頃のがぶを演じる。獅童さんは「2人とも家にあるDVDを子どもの頃から見て、『あらしのよるに』にはまってまねしていた。芝居が大好きだし、この話も大好き。博多の街も大好きで、2人とも今からとても楽しみにしている」とほほ笑む。

 同日、公演を記念して「ワン・フクオカ・ビルディング」(中央区天神1)で獅童さん、壱太郎さんによるトークショーと餅まきイベントを開催し、約400人が集まった。同施設2階の吹き抜けエリアから、獅童さんと壱太郎さんが合計1000個の紅白餅を投げ、会場に集まった多くのファンへ笑顔で応えた。

 公演は2月7日~20日。チケットは、A席=1万5,500円、特B席=1万2,500円、B席=9,000円、C席=5,500円。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース