JR九州リテール(福岡市博多区博多駅前2)が運営するJR博多駅構内のキヨスク6号店に2月3日から、LED照明が導入された。九州のキヨスクでの導入は初めて。
もともとコンコース内の約12坪という狭い店内では、夏場は特に熱く、蛍光灯を1本外していたという。このため照明効率を上げる反射板を導入、必要照度を見直した結果、環境にも配慮する意味でLEDの導入を決めた。導入でやや青白い光になり、店舗がわかりやすくなったという。
導入には工事費を含め約130万円かかったが、消費電力やCO2の削減効果により数年で「ペイできる」ことから、同社経営企画部の担当者は「今後も省エネ対策として導入を前向きに検討していきたい」と話している。
同社では3月半ば、店内、看板などすべてでLEDを採用したam/pmを佐賀駅にオープンするほか、今後は新設や増改築の店舗から、1年に5~6店舗ずつ導入していくことを検討している。