博多リバレイン・イニミニマミモ(福岡市博多区下川端町)3階・4階のIDC大塚家具福岡ショールームは10月4日から、「英国アンティーク家具・絨毯(じゅうたん)フェア」を行う。
同店ではこれまでも快眠のための提案や、カーテンや照明などのフェアも行ってきた。アンティーク展はオープン当初の1回のみで、5年ぶりの開催となる。
160平方メートルの会場では1920~30年代のイギリスで作られた家具をレストアした約250のアイテムをそろえる。どれも一点物で、従来のダークブランをベースにしたもの以外に、ライトブラウンに仕上げたものや、限定でタータンチェックを使ったベントウッドチェア(25,800円~)、人気の伸長式のテーブル(138,000円)など、日本の住宅事情にも合う大きさの家具が並ぶ。
毎年この時期に開催している絨毯フェアでは、汚れにくく遊び毛がでない機能性に優れたカーペット「スミトロン」やペルシャの遊牧民が織った敷物なども並ぶ。200万円を超える、人気のアリー・マスミさんデザインのペルシャ絨毯や、フェラーリなどのデザインで知られる奥山清行さんがデザインした絨毯も。期間中は約900枚の絨毯をそろえる。
同店は9月中旬、地下1階に「IDCコンセプトショップ」もオープンしており、売れ筋のアイテムを展示している。
今回は特別企画として、専門のスタッフによるアンティーク家具のメンテナンスのデモンストレーションを行う。参加型のデモンストレーションは同店初の取り組み。同店の鈴木博則店長は「いいものは日々の手入れで何十年も使える家具もある。本格的な冬を迎える前に機能的な絨毯も1枚入れて、部屋づくりの提案ができれば」と話している。
営業時間は3階・4階=10時30分~19時、地下1階コンセプトショップ=10時~20時。アンティーク家具のデモンストレーションは同13日=12時~・15時~・17時~。同フェアは19日まで。